転職に関するQ&A

Q:転職回数や年数など、調べることはある?

 

A:通常、履歴書に書かれていることを詳しく調べるという企業は少ないと思いますが、中には興信所等で履歴書に書かれていることが本当であるかを確認するというところがあるようです。ただこれは本当に稀なこと。転職回数や年数を詳しく調査するほど企業も暇ではないと思います。またそうした費用を捻出するということもあまり考えにくいですね。でも、もしばれた場合・・・・虚偽をしたということになりますので、懲戒解雇事由となることは事実です。ばれないことはないと思っても、もしばれたら・・・ということを考慮し、履歴書には正確に記載しておくことが望ましいと思います。せっかく転職の内定が決まったのに、虚偽がばれたらもったいないです。正直に・・・というのが基本ですね。

 

 

Q:退職も申し出はいつごろがいい?

 

A:法律的には2週間前とされています。ただ企業には通常就業規則というものがありますので、就業規則に沿った退職申し出が必要です。一般的、常識的に考えると引き継ぎ、後任者決定等を考慮し、少なくとも1か月前、直属上司には2か月くらい前に退職意思表示をしておくことがマナーとも言われています。

 

 

Q:前の職場に転職先がばれる事はありますか?

 

A:転職先が前の職場に、この方はどういった方でしたか?と内偵をかけるという話はあります。堅い職場という場合や人事担当者が厳しい場合にはこうした内偵もあり得ます。これは本当に円満退社だったのか、何かの問題があって辞めたのかということを確認するためです。ただこうしたことを行わない企業も多いので、一概に言えないことです。地方など狭い地域の場合、転職した先に元職場の友人がいた、親類がいたなどで前の職場を知るということもありますが、都市部ではこうしたことで知れるということは数少ないでしょう。

 

 

Q:スキルがない業種での転職は厳しい?

 

A:その業種によって・・・というところになりますが、まったく不可能ということはありません。たとえば全く違う業種からデザインなどを行うIT業界への転職という場合、すべての方がプログラムやデザイン経験を持って入社してくるということはありません。通常、アシスタントや見習という状態から開始して仕事を覚えていくということもありますので、こうした分野にいおいてはスキルなしでも全く転職に問題はありません。でも、即戦力がほしいという企業や、技術における基本的な理解がないと難しい職種においては異業種へのスキルなしの転職は難しいといえます。その場合、資格取得を行うなど専門知識、基本的技術を身につけるためのスクールなどへ行ってから、転職先を探す方が有利でしょう。

 

 

Q:今の職場に転職活動を秘密にしたいんだけど、できる?

 

A:やりようです。やはり気を使っておくことは必要です。まずは転職探しをしているという情報を周りに悟られないということが必要になりますね。面接を行うときに普段と全く違う服装をしていたら、今日何かあるのかな?と思わせてしまいます。また職場のコピー機を利用して転職活動がばれた・・という方もいます。こうした機器の利用や書類の取り扱いには十分気を使いましょう。また、ハローワークへ行っているところを見られるということもあるので、転職活動を知られたくないという方は、インターネットでの転職活動が望ましいでしょう。プラス、転職先の面接を受ける時には、現職場の時間外、また休日、少なくとも有給を取得して受けるようにしましょう。面接が転職先ではなく、公共の場で・・・という場合、現職場の方が来るような場所は避けるようにしましょう。