決まってからでは遅い!ブラック企業見極めチェック
今は不況の時代です。やっと少しずつ求人も出てきて、学生さんたちの新卒の状態もよくなってきたといわれていますが、それでも就職氷河期は抜け出たといえない状態です。新卒がそれだけ就職できない状態なのに、転職となれば、もっと狭き門となるのでは?なんて思う方も多いでしょう。
実際、転職しようと会社を退職してしまったけど、長い期間失業保険のお世話になっているという方、多いんです。面接しても落ちてしまうことが多く、ブランクがあけばあくほど転職先がなくなる・・・こうなってしまうとひっかかりやすいのがブラック企業です。
すごくいい感じの面接でやっと内定をもらって就職先に入ったらブラック企業だった・・なんてことになればまた離職して転職探し・・?気が重くなりますよね。またこういうブラック企業、辞めさせてくれずに弁護士をつけてやっと退職したという話などもい聞きます。
ブラック企業に騙されて転職しないように、ブラック企業の特徴を理解しておくべきです。ご家族がいる方ならなおさら。お子さんに胸張って仕事を言えないようでは困ります。ブラック企業の見分けポイント、頭に叩き込んでおきましょう。
【定着率が低い企業】
ブラック企業は人の出入りが激しいという特徴があります。ハローワークなどに行って、いつでも名前があるという企業はブラックな企業の恐れがあります。インターネットの転職情報サイトやハローワーク求人欄に爪に名前がある、求人広告をよく見るというところ、避けた方がいいでしょう。
【高給・高待遇】
売上を社員に還元!とか、やけに高いお給料、高待遇・・・看護師さんでもない限り、今、高待遇高給で雇用するということってほとんどありません。特殊な資格や能力を持っているという人ならまだしも、一般的職種でこうしたおいしい転職先として広告をだしているところはブラックの場合が多いのです。
【社風を強調】
自由な社風で社員みんなが和気あいあいと仲良く素晴らしい企業など、転職情報にやたらとすごくいい社風です!とうたっているところも怪しいところが多いです。中には本当にうまく仲良くやっている企業もありますが、覚えておいてほしいことがあります。働くということは一般的に同僚とも競争意識があることが望ましいということ。仲良く和気あいあいとした・・・というのはプライベート時間だけのことで、業務内でこういう社風を吹かせているのはおかしいと思ったほうがいいでしょう。
【面接時間が短い】
転職する際の面接が短い、あまり質問されない、即、雇用決定するなど、人員がほしいブラック企業は面接がとても簡易ということが特徴としてあげられます。面接が簡単すぎる・・・内定があっという間すぎる・・・と思ったら要注意です。
【インターネット】
ブラック企業については掲示板や口コミなどでもその情報を得ることができます。その企業を検索してみて、「評判」という言葉や「2ch」などの言葉が出てきたら評判の悪い企業とみてもよさそうです。中には面接に落ちたからと悪口を書き連ねる人もいますが、ブラック企業の場合どこをみてもよいことが載っていません。ネット情報もしっかりチェックしておく必要がありますね。
『ブラック危険度が高いとされている業種は以下のとおり!』
パチンコ
派遣
フード
零細IT企業
下請けSE
先物
ブラック企業の求人広告に多い言葉としては「学歴不問、職歴不問、未経験者も大歓迎、しっかり教育します」などの言葉です。見極め・・・しっかり行いたいものですね。広告等をみて「ん?」と思ったら迷わず、その企業について調べてみることが必要です。