まずはここから！履歴書の基本

転職の際に重要視されるもの、やはり自分を初めて相手に伝えることになる履歴書です。履歴書は転職希望先に、一番最初に自分のことを知ってもらうアイテムになりますので、書き方をしっかり確認し注意点を考慮しながら正しく丁寧に書く、ということが必要です。記載漏れ、空白を作らないということ考慮して書くことが必要になります。では、まず書き方について・・です。

【日付・氏名・住所・電話番号】
「日付」　
提出日を記載。郵送の場合投函日を記載。面接の際にはその当日。
年号は元号なら元号、西暦なら西暦ですべて統一。
「氏名」
戸籍と同じ漢字で記載。姓と名の間にスペース。
フリガナならカタカナ、ふりがなならかなで記載。
「住所」
郵便番号を必ず記載。都道府県から記入。
「電話番号」
自宅以外に緊急連絡先に携帯番号を記載。

【学歴・職歴】
「学歴」
高校まで卒業のみの記載。
大学から入学も記載。学部学科なども正確に。
「職歴」
入社・退社を正確に記載。
最終行に「現在に至る」その下の行に右に寄せて「以上」と記載。

【資格・免許】
持っている資格・免許を記載。
転職先の業務にあったものを記載する。
勉強中のもの、資格挑戦中のものも記載してかまわない。

【スキル】実務経験数とともにアプリケーションやOSについて記載。

【自己PR】
これまでの経験を踏まえて転職先に就職した場合に貢献できるポイントを中心に明確に記載。

【志望動機・特技】
「志望動機」
どうして多数の転職先がある中で、その会社を選んだのかを記載。

「特技」
経験してきたスポーツやそのスポーツに対する資格、賞などがあれば記載。ない場合、タイピングや書道など得意とするものを記載。

【通勤時間・扶養・配偶者】
「通勤時間」
自宅から転職先会社までの最短での所要時間を記載。
「扶養・配偶者」
配偶者有無、扶養対象家族人員を記載

【本人希望記入欄】
本人の希望する職種や業務、また勤務地が複数ある場合には勤務地記載。ここには入社に対する重要な希望や条件だけを記載。

【写真】
写真館で撮影したもののほうが好ましい。できればスーツ着用。最近は証明写真では禁止とされていた笑顔での写真を好む企業もある。履歴書の具体的な書き方は以上です。次に、履歴書を書く際の注意点について説明します。

以上が履歴書の書き方になります。次に、履歴書についての注意点です。

【注意点】
資格について・・・たくさんの資格を持っている方も多いのですが、その業務に関連する資格を書くようにしましょう。最近は資格を取ることが趣味的になっている方も多いのでマイナスとされることもあります。

写真について・・・裏に必ず名前を書いておきましょう。はがれてしまうということもあります。裏に名前が記載されていれば、はがれてしまっても誰ものだかわかります。これは必須としておきましょう。

趣味や特技について・・・書く方としてはあまり重要視していないようですが、みるほうはかなり重要視している場合が多いです。読書、映画鑑賞などの一般的なものはただ埋めるだけ・・・と見られがちです。本当に読書が好きという方もいると思いますが、もう一つ、これはあってみたいなと相手に思わせるような特技や趣味があれば、しっかり書いておきましょう。

履歴書のコピー・・・手書きしたものをコピーしたものは利用しない方がいいです。誠意を感じることができません。転職先の会社のためにしっかり丁寧に書きましたという印所を残すことが必要です。

郵送の場合・・・封筒には会社宛であれば宛名と御中を。担当の方がいるようであれば宛名と様を。封筒の表には履歴書在中、応募書類在中と記載しておくこと、また裏面に必ず自分の住所・氏名をしっかり丁寧に記載しましょう。