こんな事いってませんか?転職理由NG集
転職理由、本当のことを言ったほうがいいと思ってしまうと、ついつい愚痴めいたことになってしまうこともあります。転職先にとっても、そういう理由で転職されると思わせてしまうこと、それはいくら本当の転職理由であってもよくないことです。では、転職理由としてふさわしくないもの、NGとはどういうことか、知っておきましょう。
【人間関係のもつれ】
前職場、また現在の職場で人間関係のもつれによって転職を考えたという場合でも、転職先としてはまたここでも、人間関係のもつれによって転職されてしまうかもという不安感を覚えます。そのため、まったく自分のせいではない職場の人間関係によって転職を考えたということであっても、転職理由に人対人を持ち込むのはよくありません。
【待遇面】
待遇面での不満は、前職場また現在の職場の雇用条件や待遇について、転職先に伝えているようなものです。もし、「うちに雇用してまた転職となったとき、また次の職場で今度はうちの職場の待遇について、不満を漏らしてしまうのでは?」と思われてしまう可能性もあります。また、人間関係の場合と同じように、同じ理由で退職される可能性を感じます。
【将来性】
自分がもといた企業に将来性を感じられなかったという転職理由もよくありません。自分が企業をもっとよくしていこうという気持ちがなかったのか?企業に依存するのではなく、もっとポジティブに考えられないのかというマイナスイメージになりかねません。転職理由がないと、将来性について話をしてしまうことがありますが、これはNGです。
転職理由を考えるとき、転職先も自分が元いた企業、もしくは今在籍している企業と同じように、「企業」なのだということを忘れてはいけません。転職理由が転職先を退職することへの理由ともなるからです。やはり、転職理由を相手に伝える時には、志望動機につながる理由が望ましいというのはここ!なんですね。志望動機につながる理由であれば、以前の職場に関することはあまり出てこないはずです。
自分の心の中での転職理由を、転職先企業に転職してどう活かしていけるのかを考えていくと、前向きな転職理由となります。転職理由が見当たらない・・・と、転職理由のお見本を連ねてみても、人事担当者はお見通しです。たぶん、多くの人が模範解答である専門家の意見が載った見本を片手に、転職理由を決めていこうと思いますから。
まずは自分の言葉で、転職理由が自分のため、企業のためになると予想させるような理由を目指していきましょう。