印象付けで一歩リード!面接後の「お礼状」
面接の後にお礼のお手紙を出すと選考の際に有利、という話をよく聞きます。ただすべてにおいて有効か?というとそんなことはありません。お礼状がきてうれしくない、という企業はないと思いますが、その人の資質は面接の際にしっかりわかっていることです。あまり効果がないということもあります。
ただ面接の時間が短かった、求人の応募がかなり多く面接に行った際も多くの人が面接に来ていたという場合、印象を残しておくということでお礼状を送った方が印象が強くなることもあります。自分がうまくアピールするほどの時間がなかった・・・応募が多くてきっと印象に残っていない・・と不安に思うことがあれば、お礼状を出しておくといいでしょう。では、お礼状を出す場合、どういった内容でどう書いていけばいいのかをご説明します。
【お礼状の書き方】
●企業名、採用担当者がわかれば採用担当者の名前を書く
●拝啓・敬具は忘れずに
●郵送する日付と自分の名前をしっかり書く
【内容】
●面接の機会を与えてもらったこと、忙しいお仕事中に面接を行ってくれたのことへのお礼
●面接でお話を聞いた内容について、そのお話でますます経験を活かさせてほしいと思ったことなど短文でアピール
●面接の担当者の方とお話をして心からより企業で働きたいと思ったという意欲
●面接の際に自分が印象づけるようなことがあればそれを書いておくと、ああ、あの人だなと理解できるのでそういったことがあれば書いておきましょう。(例・・・出身地が面接官と一緒だった、卒業した学校が同じだった、現住所が近かった・・・など)
【提出方法】
はがき、封書でもいいですしメールがわかればメールでもよし
ただメールだと軽く受け取ってしまう方もいますので、封書で出す方がしっかりした印象となります。
【提出日】
面接が終了したら即、お礼状を出すと感謝してくれているんだという気持ちが相手に伝わりやすくなりますし、ああ、今日来てくれたあの人がお礼状をくれたんだなと印象に残ります。日数がある程度たってしまうと、あれ?どの人だっけ?と印象が薄くなり、お礼したいという気持ちも相手に伝わりにくくなります。
あくまでもお礼状は印象に残す、というものです。このお礼状が内定のポイントになるか?といえばそんなことはないでしょう。ただ、どちらにしようか?と担当者が迷っているときなどは、お礼状が効果を発揮するという場合もあります。即日出す、お礼の気持ちを簡潔に丁寧に伝えるということがポイントです。